ハンタウイルス感染者は計7人に確認
米保健福祉省「市民への感染リスクは非常に低い」
- 感染者累計:7人(WHO、5月11日発表)
- スペイン領テネリフェ島で残留乗客約30人が下船完了、航空機で出国
- 米国帰国の18人が医療施設で経過観察中、うち1人に陽性反応
- スペイン人乗客にも陽性反応が確認
- クルーズ船はオランダへ出航、17日到着予定
- 米保健福祉省「市民への感染リスクは非常に低い」と公式表明
WHO発表 5/11
医療観察者数
当初乗船者数
- 5月10日 クルーズ船がスペイン領カナリア諸島・テネリフェ島に入港。同日中に約90人が各国政府手配の航空機で出国。
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5月11日
残留乗客約30人が下船完了、航空機でテネリフェ島を離れる(AFP通信報道)。
WHOがフランス人乗客1人の感染を確認→累計7人に。
米保健福祉省が会見で「市民への感染リスクは非常に低い」と説明。 -
5月17日
(予定) 一部乗員が残るクルーズ船がオランダに到着予定(運航会社所在地)。
(中国・北欧・東欧)
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① 粉じん吸入(最も多い) ふんや尿が乾燥して粉じん化したものを吸い込むことで感染。古い小屋・倉庫・物置の清掃中、農作業中、廃屋への立ち入りで起きやすい。クルーズ船内でもげっ歯類が侵入した場合、同様のリスクが生じる。
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② 汚染食品・飲料水の摂取 げっ歯類のふんや尿で汚染された食品・水を口にすることで感染する。食品の管理が不十分な環境(屋外キャンプ、船倉など)での保管が特にリスクとなる。
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③ 咬傷・粘膜接触 ウイルス保有のげっ歯類に直接かまれた場合、または排泄物に触れた手で口・目・鼻などの粘膜に触れた場合に感染するリスクがある。
- 古い小屋・倉庫などの清掃時は、乾いたままほこりを掃き上げず、希釈した漂白剤で湿らせてから拭き取る
- 清掃作業ではN95マスクと使い捨て手袋を着用する
- 食品は蓋付き容器に入れ、げっ歯類が侵入できない環境で保管する
- 流行地域では野生のげっ歯類との接触を極力避ける
- 屋外作業や農作業後は石けんでの十分な手洗いを徹底する
げっ歯類(齧歯類、英:Rodentia)は、哺乳類の中で最も種数が多い目(もく)で、地球上の哺乳類種の約40%を占めます。
名前の由来:「齧る(かじる)」から。上下1対ずつの大きな門歯(前歯)が一生伸び続けるのが最大の特徴で、硬いものをかじって削ることで長さを保ちます。
主な仲間:
- ネズミ・ハツカネズミ・ドブネズミ(最もハンタウイルスと関係が深い)
- リス・プレーリードッグ
- ビーバー・ヌートリア
- ハムスター・モルモット・チンチラ(ペット種)
ハンタウイルスとの関係でいうと、問題になるのは「野生種」です。ペットとして管理された環境で育ったハムスターやモルモットからの感染リスクは極めて低いとされています。ハンタウイルスを保有するのは主に野生のネズミ(ドブネズミ、シロアシネズミなど地域によって異なる種)で、これらは自分では発症せず、ウイルスのキャリアとして一生保有し続けます。
「なぜネズミが感染源になりやすいか」というと、人間の居住空間・食料貯蔵場所・船の中に侵入しやすく、そこでふんや尿を大量に残すためです。クルーズ船でも同じ構図です。

